どこかの街の道路を誰も載せてない観光トロッコが進んでいく

先日なんやかやあって明け方まで寝れなくて、もう空も白んできた夜明け頃、久しぶりに「死ぬの怖いな」と思ってますます寝れなくなったのでした。

 

布団に入ってゴロゴロしてて、隣には赤子と夫がスヤスヤ寝ていて、夜ふかし仕切って眠気の限界を超えたせいなのか。

「赤ちゃんが寝入りに泣くのは寝るのが怖いから、意識を失うのが怖いから」っていう話をどこかで見て、寝ても死んでも同じ意識がない状態だなー、この隣でゴロゴロスヤスヤしている赤子も今日寝るとき怖かったのかなとか

先日他界した祖父が棺に横たわっている姿は、やはり生きて眠っている状態と全然違って明確に死の状態だったな、中継画面越しのガビガビ画像でも「もう居なくなってしまった」っていう雰囲気がビンビンに伝わってきて、眠っているようだけど全然眠りとは違ったなとか(コロナのせいで危篤にもお通夜にも葬式にも帰れなかった)

自分が初めて死を意識したの、小学校の下校途中で配ってたキリスト教の冊子にめちゃめちゃ地獄の描写があって、死んでも終われないし強制的に今いる場所や人から切り離されてよくわからない世界に突っ込まれるのめちゃめちゃ寂しくて怖くて泣いてしまったあの時だなとか

 

そんな事を眠気で麻痺してるのに妙に覚めてる頭で考えてたら、今寝たあとにそのまま終わってしまったとして、目の前の家族、画面越しの友達、遠方の家族、一言もかわさずさようならするのがすごい怖くなってしまって、ますます寝れない!今寝て死んだら怖い!やだやだ!死んだらどうする!ってゴロゴロしてたらいつの間にか寝てた。そして無事に起きた。

 

普段は明日終わってしまってもまぁしょうがないかなって思ってたはずなのに、久しぶりに死の手触りを引き寄せてみたらめちゃめちゃ怖かったという午前4時半の話。もうしばらくしない。

 

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間取りの関係で背後に人がいる状態で書くブログ、めちゃめちゃ落ち着かない。

自分の思いを面と向かって伝えることがあまりないので、見られてしまったらド直球内面すぎるっていう焦りが生まれる。こういうのは深夜に一人でしずしず書くのが向いてる…